説明
蔵元紹介-京都地酒・伏見 英勲
七九四年に平安京が開かれて以来、京都は約一千年の間王城の地として栄え続けてきました。そして政治経済だけではなく、文化の中心地として様々な芸術や技能を育ててきました。
一方、地形的には三方を山で囲まれた盆地である為に、京都は夏暑く冬は寒い気候条件にあります。その京都の南に位置する伏見は、秀吉が築いた伏見桃山城の城下町として栄え、桃山文化を開花させました。
また、歴史の舞台となったように、大阪と京都を船で結ぶ交通の要所としても賑わいを見せました。江戸時代、初代井筒屋伊兵衛が伏見にて往来の旅人を相手に呉服商を始めました。
明治期、主要交通形態が船から鉄道に代わるに及び、明治二十八年(一八九五)、九代目齊藤宗太郎が酒造業に転業。以後、伏見の造り酒屋として現在に至ります。
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