日本酒 地酒
北海道/東北地方地酒
海道・東北地方の地酒(日本酒)は、寒冷な気候や清澄な水など酒造りの好条件が揃い、スッキリ感のあるシャープなキレ味が特徴です。山海の幸との相性は抜群。味わいの傾向としては、甘口タイプよりも辛口タイプの方が多く見受けられます。
関東/甲信越地方地酒
澄んだ空気と豊富な雪解け水に加え、寒冷な気候で低温長期発酵の条件にも恵まれている関東・甲信越地方。もちろん、そこで造られる地酒(日本酒)には、絶品の味わいのものがたくさんあります。傾向としては、軽快で柔らかな飲み口の、淡麗辛口タイプが主流です。
北陸地方地酒
地酒(日本酒)造りの好条件が揃っている北陸地方。寒冷な気候で降雪量が多く、白山山系から流れる質の高い仕込み水のほか、酒造好適米「五百万石」の産地でもあります。味わいは、近年の全国の傾向と同様に、淡麗辛口タイプが増えてきています。
東海地方地酒
東海地方は、気候・水源ともに地酒(日本酒)造りに恵まれた環境にあります。また酒造好適米として最高品種の「山田錦」も栽培されています。味わいは、地域によって濃醇タイプ、淡麗タイプ、甘口、辛口とさまざま。また、蔵による独特の個性も魅力です。
近畿地方地酒
全国一の規模を誇る銘醸地「灘」がある酒大国の兵庫県をはじめ、50以上の醸造所を有する奈良県・滋賀県・京都府と、近畿地方は数多くの醸造所が点在しています。各府県の自然環境や歴史的背景が息づく、個性的でありながら確かな味わいの地酒(日本酒)をご堪能いただけます。
中国地方地酒
中国地方の地酒(日本酒)の一般的な特徴は、淡麗でソフトな飲み口が良さ。どちらかと言うと甘口タイプが多い地域です。希少品から、香りがよく女性にも人気の逸品まで、蔵元の個性とこだわりをどうぞ味わってみてください。
四国地方地酒
四国地方の地酒(日本酒)は、総体的に濃醇で飲み口の柔らかい甘口傾向ですが、高知県に限っては軽快な香味をもつ辛口タイプが主流です。甘口派も辛口派もうならせる四国地方の地酒。軽快な飲み口で、たくさん飲んでも飲み飽きない酒質も特徴の一つです。
九州地方地酒
九州地方は一般的に北が清酒圏で、南が焼酎圏といわれていました。福岡県は、九州の灘と呼ばれるほど酒造りが盛んで、約90の醸造所があります。地酒の特徴としては、甘口タイプが多く、キメ細かい口当たりをもった、クセのない飲み口の良さなどが挙げられます。